
ふと眠っているときに自分のいびきに気付いて目覚めてしまう人。電車でいびきをかいて寝る人を横目に、自分のいびきってもしかして気付かない?とドキッとしている人。気になるいびきの確認法と解消法をご紹介します。
いびきうるさくない?自分のいびきを確認する方法
家族と住んでいる人はできますが、自分のいびきはなかなか自分1人で確認できないもの。旅行先やお泊りで、「昨日いびきかいてたよ~」っと言われる前に何とかしたいですよね。
もちろん眠っている間に音声を録音しておけばチェックできるのですが、8時間もの音声を録音するのは苦でしょう。そこでおすすめしたいのが、スマホのアプリを使ったいびきチェックです。iOS、Androidのデバイス別におすすめアプリをご紹介します。
【iPhone】
◇VantageApps Co., Ltd./ねごと・いびきレコーダー
睡眠中の音を録音。音量レベルを調節できるので、寝言部分だけ聴こえるようになっています。
【Android】
Ralph Schiffhauer/SnoreClock – いびきをかきますか?
スマホのバッテリーが何%以下になったら、録音を停止できるか設定機能が付いたレコーダー。
【iPhone・Android共通】
◇Reviva Softworks Ltd/いびきラボ – いびき対策アプリ (SnoreLab)対策アプリ
レコーダー機能を持っており、枕元の近くに置いて寝ている間の音声を録音。録音から「いびきデータ」を作成し、グラフで可視化してくれます。一晩で10%ほどのバッテリー消費率。
気になるいびき解消法とは
いびきはさまざまな要因によって起こる悩ましい症状。その要因のひとつに挙げられるのが、生活習慣病の症状。肥満でのどに脂肪が過剰な付いていたり、飲酒により舌や顎の筋肉の緊張が緩み、気道が圧迫されて起こります。空気の通り道が狭くなることで圧力がかかり、呼吸をする際に粘膜を振動させて音が出るのです。
生活習慣病のいびきを解消するためには、生活習慣を見直すことが先決。お酒を控え、野菜中心で脂肪分を少なめにした健康的な食事に切り替えましょう。体全体の脂肪を削ぐことで、首周りもスッキリします◎また、肥満ではない人でも、首周りに余計な脂肪が付いている場合、いびきが起きてしまいます。その場合は、首を適度にストレッチしたり、マッサージをしたりすると良いでしょう。
さらに慢性的な鼻づまりが原因の人は、鼻のつまりを良くするテープを貼るだけでも違いが期待できますよ◎
気になる人は病院を受診しよう
いびきの原因は生活習慣や鼻づまりの他、顎が小さい人や扁桃腺が肥大化している人にも現れます。これらの要因の場合、自分で治療することは不可能。手術をして切除が必要になることもあり、病院での受診がおすすめです。
また、いびきは病気の前兆であることも多く、特に睡眠時無呼吸を併発するいびきは音量も大きく、自分で気付いて目覚めるほどの音を出します。睡眠時無呼吸症候群は、なんと重症の場合死亡率を4倍にすると言われており、生命の危機にもかかわる重大な疾患。いびきの大きさを家族に指摘されたり、アプリを使って自分で把握したら、お医者さんで一度きちんと診てもらいましょう。
質の良い睡眠を
いびきを自分で確認できるアプリと、いびきの解消法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?いびきを治せば普段よりぐっすりと眠れます。質の良い眠りは健康な体の基本!原因別に、気になるいびきを改善していきましょう。
参照
・http://www.ibikicker.com/kakunin.htm
・http://nurse-web.jp/suimin/ibiki0706/
・http://www.ibikicker.com/bousi.html
・http://www.sawai.co.jp/kenko-suishinka/illness/201403.html